希望の歌

今は未来に向かう道の途中だ

7ORDER DIGITAL SHOW「UNORDER」

 

2020.7.17(金) 21:00-22:30、ZAIKO/Streaming+にて、7ORDER初のショー配信が行われた。 

 

 

もともと5月に予定されていた7ORDER7人での作品第2弾となる舞台「GIRL」も、夏に予定していたらしいツアーも、他にもたくさん決まっていた個人舞台も、コロナ禍というこの状況で続々と中止となっていたところでこのお知らせ。もともと予定していたらしいツアーはきっと、配信することはもちろんデジタルをコンセプトにはしていなかっただろうに、一体どれほどのスピードでここまでの世界観とコンテンツをつくりあげたのか、2018年のあれそれとかコロナのあれこれとか、転んでもただじゃ起きないところが7ORDERらしいしカッコいいと思った。

7/17(金)という配信日時もまた、チケット代を7,777円にしてみたり、公演タイトルの「L」をひっくり返して「7」にしてみたりするほど「7」が大好きな7ORDERらしく、しかも7/7は火曜、7/27は月曜、そして21時スタートという時間、それでもリアルタイムで観られない人はいるけれど、彼らの最大限の配慮とこだわりを感じるものだった。

 

そして何より、舞台の2幕をライブパートにしたり、イベントでライブパートを組み込んだり、そういうことはしていたけれど、彼ら単独のライブだけのステージは2018年3月25日に行われたジャニーズJr.祭りLove-tune単独公演から約2年4ヶ月、845日ぶり、7ORDERとして初めての純粋なライブだった。

だけど彼らにとっての“ライブ”は会場にお客さんがいてこそだと、今回は”ショー”なのだと、そう言っていた。

 

それでも特別な初ライブ。本番当日まであと◯日!開演まであと◯時間!と公式TwitterInstagramからカウントダウンがされ、リハーサル映像が公開される世界は、とんでもない緊張感と高揚感だった。

youtu.be

 

7ORDERの7人現場はだいたい雨という前世から続く伝説を配信当日も見事に更新し、約10分前から配信ページでSabãoflowerとGIRLのMVが流れ始め、迎えた開演時間。

 

**アーカイブ配信中なのでセットリストのみの紹介で内容は後日更新します**

 

1.Make it true

youtu.be

2.Perfect

3.Sabãoflower

youtu.be

◆MC

4.BOW!!

5.タイムトラベラー

◆気配斬り最強王決定戦

6.Monday Morning 

7.Rest of my life

8.Love Shower

9.ダンスナンバー

10.What you got

11.LIFE 

12.Break it

13. 27

https://youtu.be/1SyJ6FN0xNc

14.GIRL

youtu.be

 

メイキングでも少し公開されているように、客席にお客さんがいたらできないような映像と照明、最新技術を駆使した配信だった。キラキラと粒子が舞って集まると人になる、綺麗な青空が広がったかと思えば、見たことがないほど美しい満点の星空が広がる。私たちが投稿した塗り絵が彼らの背景で流れていく。こんなライブは初めてだった。


そして、触れたら怪我をしそうな熱い熱いバンドも、個性が強いのに揃ってるバチバチにカッッッコいいダンスも、キラキラ可愛いアイドルも、全部ぜんぶ手放さないどころか、ゆるゆると穏やかな時間を感じさせてくれる優しさも、変化を柔軟に取り入れる未来も手に入れた彼ら。

 

それに加えて、全員が歌唱力を上げてきたと感じた。今回に関しては特に安井くんと顕嵐くんのメインボーカル2人が顕著だった。あんな高音をあんなにも軽々と出せ(ているように見え)るなんて…そして萩谷くん…3人の聴いたことのない歌声を聴いた、特に「What you got」で。

2017年10月のZepp公演前のインタビューで、5人は楽器に責任を持ってるから俺と顕嵐は歌に責任を持たなきゃいけない、個人的にも歌をもっと頑張りたいと言っていた安井くんと、僕ら2人の声で引っ張っていきたいと言っていた顕嵐くんをすごく覚えていて、だからUNORDERの2人の歌声は泣きそうになっちゃったな。

決まった歌割りパターンがないのも、サビをソロで歌うなんていう歌割りを多用できるのも7ORDERの強みだと思うし、7ORDERの7人のユニゾンが本当にきれいで大好きだ。

 

美勇人くんが公演前に更新したInstagramの投稿で「目まぐるしく変わる世界の中で 目まぐるしく動いた先に出会えた今を一緒に生きてくれる人達と 新しく大きな挑戦へ向けて 真正面からぶつかって創りました」と「この作品は自分のいまのピークです」と綴った。

https://t.co/ZXsPrwiV57

 

ライブが好き!ライブをやりたい!!と言い続けてきた彼らの諦めない精神とか、諦めなくてよくなった彼らを取り巻く環境とか、とんでもなく美しくてカッコいいコンテンツを制作してくれるスタッフさんがいることとか、改めてすべてに感謝したい。

美勇人くんの主演舞台「RADICAL PARTY」でワック役だった侑くんが振り付けしてくれてた曲があったり、湘南乃風の若旦那さんがexecutive producerとしてクレジットにいらっしゃってInstagramで「世界基準だ」と絶賛してくださったり、ますます深まる7ORDER project の人脈の謎はありつつ…

 

今の彼らにとって“ライブをすること”がどれほど高いハードルだったかは想像することしかできないけれど、前世のように無限にある先輩の曲から選曲することはできない、前世でもらったオリジナル曲を連れてくることもできない、2019年5月22日にスタートした「7ORDER」という彼らが1からつくったものがすべて。

2019年12月に行われたファンミーティングで安井くんに「まだライブもできてない俺たちが言うのもアレなんですけど」と言わせてしまった、それが勝手に悔しくて、そんなことないって、たった1年とちょっとであの状況からここまできてくれた、再始動からその時点で約半年で7曲もオリジナル曲を持ってくれていた、7人での現場では必ずライブパートをつくってくれていることは分かっていた。

それが今回14曲もあった。真田くんが時に歌詞が降りてこないという苦悩をTwitterに呟きながら作ったたくさんの曲たちをはじめとする14曲。それもすべて客観的にも素敵な曲ばかり。

大きな事務所を飛び出して、たった7人で、たったの1年と少しで、たくさんの方とのご縁を繋ぎ愛されながらここまでたどり着いてくれた。

最後のライブから約2年4ヶ月、ライブができるようになったよ。

 

横浜アリーナで「未来に連れてってやるよ」と言われてから3年とちょっと、今度は「AR技術を駆使した未来型都市空間に降り立ち、新たなエンタテインメントの世界を創り上げる」という本気の未来に連れていってくれた。

ライブができない代わりのライブ配信じゃなくて、端からそういうコンテンツとして新しい世界をつくりあげようとする7ORDERだから、応援していてわくわくするしもっとこの人たちの未来を見たいと思う。

今度はどんな未来に連れて行ってくれるだろう。

 

 

そんな彼らの”今”を、彼らのことを知っている人にも知らない人にも観て欲しい。前世での彼らを知っていて「今どうしてるのかな」とか、個人舞台を観て「どんなグループなんだろう」とか、YouTubeで知って気になってるとか、きっかけや理由は何でもいいです、少しでも気になった方はぜひ。

 

2020/7/24(金)23:59まで、アーカイブで観ることができます(※チケット販売は18:00まで)

ec.7order.jp

 

たくさんの人に、今の7人がつくるエンターテイメントが届きますように。

 

youtu.be